カタール・スターズリーグ(アラビア語: دوري نجوم قطر, 英語: Qatar Stars League, 略称: QSL)は、カタールにおけるプロサッカーの最上位リーグである。スポンサーシップにより、オレドー・スターズリーグ(Ooredoo Stars League)とも呼ばれる。
1963年に創設され、2008年にプロ化した。シーズン終了後、下位チームはセカンドディビジョンに降格する。
概要
2012-13シーズンまでは、1部リーグ12チームと2部リーグ6チームで構成され、1部リーグの最下位チームは2部リーグに降格し、2部リーグの優勝チームが1部リーグに昇格、1部リーグの11位チームは2部リーグの2位チームと入れ替え戦を戦った。2部リーグに降格制度はない。
2013年5月7日に、2013-14シーズンからリーグのチーム数が12から14へ拡大されることが発表された。その後、2017-18年シーズンより再度12チームへ縮小されている。なお、入場料はプロ化以前は無料だったが、現在は20カタール・リヤル、VIP席は100カタール・リヤルとなっており、全ての試合で統一されている。
さらに2009年からは、ノックアウト方式の大会であるカタール・スターズカップが開始されており、スポンサーシップの関係からオレドー・カップと呼ばれる。
所属クラブ
- 2022-23シーズン
歴代優勝クラブ・得点王
クラブ別優勝回数
国際大会
出場の条件
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)において、カタールでは2004年から2008年まで2枠の出場枠が与えられていたが、ACL改革により2009年以降の出場枠は0.25枠となった。そのため、本大会に出場するためにはまず国内リーグで優勝し、その後4チームで争う西アジア地区のプレーオフで1位になる必要があった。しかし、AFCの基準を満たすことに成功したため2009年ACLにもプレーオフなしで2チーム参加できる事になった。
その後、2012年から2014年までは4チーム参加、2015年と2016年は本大会グループリーグ直接参加が1チーム・プレーオフに2チーム、2017年および2019年と2020年はグループリーグに2チーム・プレーオフに2チーム、2018年はグループリーグに3チーム・プレーオフに1チームと推移している。出場チームが増加した2021年以降は、グループリーグに3チーム(カップ戦優勝チームとリーグ戦1位・2位)、プレーオフに1チーム(主にリーグ3位)となっている。
優勝クラブ
- アジアクラブ選手権 / AFCチャンピオンズリーグ優勝(2回)
- アル・サッド(1988-89, 2011)
脚注
関連項目
- カタールのサッカー
- サッカーカタール代表
- ワールドカップカタール大会
外部リンク
- カタールスターズリーグ(アラビア語)(英語)
- カタールサッカー協会(アラビア語)(英語)




