EOS Raは、キヤノンが2019年11月6日に発表し、同年12月5日に発売された、EOS Rシステムを採用した、天体撮影用のミラーレス一眼カメラである。

機種名の「a」は「astrophotograph」の略。キヤノンとしては、APS-C一眼レフカメラの「EOS 60Da」以来7年ぶりとなる天体撮影用カメラ。天体撮影に長けている一方で、一般的な被写体の撮影には赤みが強くなってしまい適切なカラーバランスが得られなくなってしまうため向かない。

ベース機種となるEOS Rから、CMOSセンサー前面のローパスフィルターの特性を変更してHα線の透過率を約4倍の40%に高め、天体撮影専用とした。赤みの強い干潟星雲(M8)や三裂星雲(M20)、イータカリーナ星雲などをより高精細に撮影することができるようになった。また映像の拡大倍率は同機の最大10倍から最大30倍に変更しており、より厳密なピント合わせが可能となっている。

脚注

注釈

出典


キヤノン EOS R レビュー(2)作例集1 さくらのジャンク箱

【レビュー】キヤノン EOS Rは同時に出たレンズも素晴らしい! (1/3)

「EOS Ra」と「EOS R」の違い フォトスク

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